宮城仙台の結婚相談所 ルミエールアンブレのライフデザインプロポーザー藤本由里子です。
今回は、コミュニケーション講師として開講している「ハラスメント講座」の中の、「セクハラについて」少し、お伝えしたいと思います。
セクハラは、ダメなことは皆さんわかっていたとしても、「自分は違う」と思っている人が多いことにびっくりしています。
最近、信頼していた仕事仲間の男性が、私が紹介した仕事仲間の女性にセクハラ発言をしました。
その女性は、
*仕事がうまくいかなくなっては困る
*紹介した私の顔をつぶしたくない
そんな理由から、腹立たしい怒りをおさえて、なるべく笑顔でやんわりとお断りしたそうです。その気遣いにも気づかず、そのセクハラ男性は、また次回会った時もせまるからと別れ際にいったそうです。
怒りを飛び越えて、吐き気、悲しみ・恐怖ですね。
自分の気持ちがおさえられず、相手の気持ちも考えず一方的にセクハラ発言を繰り替えす・・・
どういうつもりだったのでしょうか?このあとの仕事のことはどう考えていたのでしょうか?
その男性は結局、女性を仕事仲間とみていなかったのでしょう。
性の対象としかみれない残念な男性なのでしょう。
仕事仲間としてリスペクトする気持ちで接していれば会ってすぐの女性にセクハラ発言はしないと思います。
一度、断られたら、それで諦めていたのであればまだしも、何度断っても繰り返す・・・考えれませんね。
しかも、セクハラに「冗談だった」「本気で言ったわけでない」は通じません。
現に、その女性は恐怖と吐き気を感じています。
セクハラは、行為をされた本人がすべてを判断します。
その女性がセクハラと思ったらセクハラなのです。「自分の言い訳も聞いてほしい」はありえないのです。
相手との良好な人間関係ができていると勝手に思い込まないでください。仕事のために、優しく対応しているだけです。あなたが好きだからではないことがほとんどです。
不快だと感じるか否かは個人差があり「この程度だったOKだろう」「今までこれで訴えられたことがないから大丈夫」と勝手な憶測はしないで下さい。
100歩譲って、親しさを表すつもりの言動や行動だったとしても、相手がセクハラと感じたらセクハラです。
相手は、とても傷ついた事実は変わりません。
セクハラをしてしまった人はただただ反省し、二度と同じことを繰り返さないように二度と女性を泣かすようなことのないよう気を付けて対応してください。
今、婚活アプリで出逢った男女の間でも、初めてのデートでセクハラ発言セクハラ行為をする人もいるようです。
男性は充分に気をつけて行動してください。
女性は嫌であれば、はっきりとNOと言いましょう。相手は喜んでいると勘違いしてしまうかもしれません。
怖かったら誰かに助けを求めましょう。一人で悩んでいては危険です。
例えば、職場で10歳以上年下の可愛い女性がいたとします。その女性がいつもニコニコ笑ってくれるからと言って気があると勘違いしないほうが無難です。恋愛対象外の年齢だから、優しいお兄さん・おじさん・お父さん的に感じて安心している可能性があります。そんな年下女性の安心の気持ちを勘違いして、恋愛対象として声をかけたとしたら、女性は恐怖を感じかもしれません。自分が好きだからと相手の気持ちも考えずせまる行為は危険です。特に職場では「セクハラ」とみなされると、異動・減給などの処分の対象になりますので最善の注意が必要です。
自分の欲望だけで女性にせまらないよう注意して行動してくださいね。
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